病院へ行く前に
通院時の注意
■ストレスをかけない
ただでさえ体調が弱っているのに
・温度のストレス(屋外に出る)
・音のストレス(交通機関や病院の患畜の鳴き声など)
・臭いのストレス(病院の患畜など)
などの色々なストレスがハムスターに襲い掛かってきます。
下手すると通院のストレスだけで死んでしまう事もあります。
ハムスターにストレスをかけないようにして下さい。
・カイロや保冷剤などで適正温度(20〜25度)を保つ
・かばんやダンボールなどで覆い、暗くする
・普段使っている床材・巣材を入れる
普段の環境をあまりかえない状態で通院することが大切です。
≫管理人のお出かけ方法・グッズ
■質問することを前もってメモしておく
・ハムスターの状態
・普段の食事内容
・病気になった原因で自分なりに考えられるもの
をメモしておくと助かります。
治療に際しとてもよい情報になるので、忘れっぽい方はメモしていきましょう。
また、病室では治療を目の当たりにすると緊張して落ち着きがなくなってしまい
「アレを聞いておけばよかった」といったことがよくあります。
■費用の目安
ウチの場合1000〜5000円程が平均でした。
「ハムスターと病院」に細かい費用を紹介しています。
初めての通院なら
飼育している環境そのままで通院しましよう。
ストレスが一番かかりにくい方法です。
ダンボールで覆ってあげるとよいかもしれません。
普段の飼育環境から病気の原因が分かるかもしれませんし
飼育環境のアドバイスも受けることができます。
どうしても飼育環境そのままで通院できない場合、比較的新しいうんち
(柔らかいもの)をラップでくるみ、検査用として持っていった方がよいです。
(下痢や軟便、内臓疾患が疑われる場合)
カピカピに固まったものはダメですよ。
次回の通院のために
通院時に注射ポンプ(シリンジ)をいくつかいただいておきましょう。
毎回もらってたまったポンプ
自宅での強制給餌にも使用できますし、検尿用の尿を採取することもできます。
1,2本程度なら無償でいただけるはずです。
■ウチでの検尿採取の方法
・お出かけプラケースを洗って、ハムスターを入れる(巣材などは入れない)
・ちっこしたらすぐに注射ポンプで1ccほど採取する
・ポンプをラップでくるみ、出かけるまで冷蔵庫で保管する
新鮮な尿が必要なので、通院の2,3時間程前に採取します。
ハムスターのために
■貴重な時間
分からないことは遠慮せずにどんどん質問しましょう。
先生に色々聞ける機会なんてそうめったにありません。
ハムスターの状態で少しでもおかしいと思ったこと。
治療内容のこと。
お薬のこと。
あいまいにしておいてかわいそうなのはハムスターです。
診ていただいた病気での緊急時の対処方法なども聞いておいてください。
■飼育アドバイス求めることはほどほどに
先生は病気のプロであっても飼育のプロではありません。
飼育方法について、ことこまかく質問するのではなく
病気にそった内容の質問をするようにしましょう。
病院・先生の診療内容や方針や技量には差があります。
これは人間の病院でも同じことです。
特にに小動物であるハムスターを得意とする病院・先生は少ないです。
・質問に答えてくれない
・患畜の扱いが雑である
・費用が明確でない
・病気がなかなか改善されない
場合は違う病院で診てもらうことも
治療し完治目指すための選択肢に入れて下さい。
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