Hamster-Santa
〜マウスポインタを写真に乗せるとハムスターがしゃべる日もあります〜

「苦しい投薬」

苦しい投薬

毎日の投薬直後の様子。

かなり苦い薬をがっちり保定された上で流し込まれるので
口の中がとても苦々しいのだろう。

少し口の中に残っている薬液をなんとか吐き出そうともだえ続ける。

「頑張れ」

辛い姿を見ても、毎日毎回励ましてやることしかできない。


プラケースから出たくて暴れているのではない。

口の中が苦くて苦くて仕方ないから、なんとか吐き出そうと暴れている。

もだえ続ける中ストレスからうんちを漏らす。

通常便ならいいのだが、たいていは下痢便。
ストレス便

こんなうんちが連続して垂れ流しになってしまう。

投薬後すぐに本宅に戻してやりたいのだが
それでは本宅内が下痢便まみれになってしまう。

だから便が落ち着くまでプラケース内で過ごしてもらう。

もだえてうんちをお漏らしするのが約2分に1回ほど。

もらすたびにプラケースから出してお尻を拭き、敷くティッシュを交換する。

3〜5回繰り返せば垂れ出てくるうんちが出なくなる。

やっと本宅に戻してやれる。


投薬のご褒美にと大好物のものを与えても
口の中が苦くて食べることができない。

ひまわりの種を与えても
喜んで口に入れるがすぐに吐き出してしまう。

人間なら水で口をゆすいで・・とできるのだが、ハムスターはしないしできない。

最近は本宅に戻した後、保定の上ビタシロップを一滴口の中に垂らしている。
ビタの甘さで少しでも苦さがましになればと。

薬に蜂蜜やビタを混ぜてしまうと、その分投薬量が多くなってしまう。
以前その方法を試したところ
「蜂蜜やビタシロップの甘さ=薬・苦い・苦しい」と学習された経験があり
普段でも蜂蜜やビタシロップを避けるようになってしまったことがある。


投薬再開後、うんちの状態は以前よりは改善されている。
極端な食欲減・体重減もみられない。

苦しいけど頑張ろう。


毎日こんな目に合わされても
飼い主の手を一度たりとも噛むことなく嫌わずにいてくれる。

ありがとうね。

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