Hamster-Santa
〜マウスポインタを写真に乗せるとハムスターがしゃべる日もあります〜

「トリコモナス 大量発生治まらず」

比較的まともなうんち

寝床に転がるうんち。

撮影は8月初旬。

形がしっかりしているものの、表面はしっとりした立派な軟便。

撤去にと割り箸でつまむと簡単につぶれてしまう。


ここ10日ほどはこんな形のうんちは全く見られなくなった。
お盆あたりではまともなうんちでもこんなもの。
軟便

お盆過ぎからはほとんど形を成さない水便・下痢便しか出なくなった。


8月初旬の体重は145〜146g

今は133〜135g

体力・元気の衰えは見られないものの、食欲は激減中。


衣装ケース内の3ヶ所を寝床としているが

1日で何度も移動する。

移動する理由、それは寝床が下痢便でぐちゃぐちゃになるからだ。

汚れるのがいやなのか、激臭に我慢できなくなるのか。

移動する、気づくたびに新しい巣材と全交換している。


水便・下痢便はどうやら自分の意図せぬ形で垂れ流されているようだ。


通常便は毛づくろい中にお尻からくわえ上げ、あちこちに放り投げる。


今は寝ている間に勝手にお尻から垂れ流れ出てしまい

「ありゃりゃ出ちまったよ、イカンイカン」と目覚めて寝床を出る。

もちろん、気づかず寝続けていることもあるわけで

そんなときは尻尾周辺はまさにウェットテイル状態。


朝・晩2回の投薬を続けるも

投薬後毎にストレスから下痢便を垂れ流す。

投薬後すぐに衣装ケースに戻すとケース内が下痢便だらけになるので

移動用プラケースにティッシュを敷いて、そこで下痢便が治まるのを待つ。

毎回5〜10分、べちゃべちゃと出し続け

出すたびにティッシュを敷きなおすので飼い主の手も便まみれになる。

Tシャツも数枚茶色の染みがついてしまった。


土曜日、糞便検査ついでにかいとも通院。


検便の結果はトリコモナスがうじゃうじゃ。

顕微鏡を覗くと透明な○がたくさんうごめいている。


投薬開始からもう4ヶ月。

何度かトリコモナスが検出されない時もあったのだが

夏場はずっと出っ放し。


ここ数週間の下痢便増加・体重減はお薬のせいかもしれないとの結論。

駆除剤+抗生剤の投薬で良い腸内細菌まで減ってしまい

そのせいで下痢便症状が治まっていないのではとのこと。

駆除剤は確かにトリコモナスを殺すお薬ではあるが

ハムスターは盲腸が長いらしく

殺しきれないトリコモナスがどうしても残ってしまう。

そんな時に良い腸内細菌が減っているとまた簡単に増殖してしまうようだ。



乳酸菌サプリも一緒に摂取してもらっていたのだが

不足気味だったのか、それとも薬が強すぎたのか。

いずれにせよ当分の間投薬をストップして

乳酸菌・食物繊維摂取で腸内細菌バランスの正常化を目指す。

ダメならまたちょっと間投薬を再開し、様子を見る。

臨機応変に対応する。


投薬止めた翌日の日曜日は数週間ぶりに下痢便による巣材汚れがなくなった。

念のために冷蔵庫で保管している駆除剤を使わなくて済みますように。


お盆の頃のかいと。
なんかくれ、と見上げ中。
なんかクレヨン


水便・下痢便が続いて怖いのは、体力低下より腸への負担。

脱腸になったらもう助からない。

手術しても数日の命。

無理に下半身に力を入れつつ出すような便が続けば脱腸を予期しなくてはならなくなる。

幸い、かいとの場合は寝ている時ですら自然に流れ出るような状態。

見た目お尻の筋肉が弱っているんじゃないかと思うくらい。

幸せな寝顔ながら下痢便をお尻から出す姿は見ていて辛い。


■診察料 2824円(8/26)

再診料:700円
糞便検査(直接):500円
抗生剤+抗トリコモナス剤(メトロニダゾール+チニダゾール):1050円(10日分)
食物繊維粉末:80円
乳酸菌(レベニン):60円
サプリメント(アンブロトース):300円

  頑張ろうハムスターブログ 
 
 
 


愛ハム診断 愛ハム診断

栄養成分比較表 栄養成分比較表

ハムスターQ&A ハムスターQ&A

病気サイトマップ 病気サイトマップ