「枝豆（えだまめ）とハムスター」

枝豆はカロリーが高く、脂質・糖質も高いため
与えるとほとんどのハムスターは大喜びで食べると思います。

人間が食べる時はふっくらさせるため、普通は塩茹でするはず。
おいしい茹で枝豆にするには水1リットルに対し、塩を40ｇも入れるそうです。

人間用に美味しく茹で上がった枝豆は
ハムスターにとって塩分を不必要に摂り過ぎてしまうことになります。
塩分の高いものを継続して与えると、腎臓や心臓に負担がかかるので要注意です。

冷凍食品の枝豆は塩茹でされたものが一般的ですので
ハムスターに与える枝豆は生から塩無しで茹でたものを与える方が安心です。


また、枝豆を与える時に一番気をつけなければならないのは

「生や加熱不十分な状態でで与えない」こと。


豆類にはプロテアーゼ阻害物質（トリプシンインヒビター）が含まれており
タンパク質の消化吸収を邪魔して消化不良から下痢をおこすことが知られています。

さらに生の豆類に含まれるレクチンは血液（赤血球）を固まらせて血栓をつくり
胃や腸の粘膜に炎症を起こしたり心臓を悪くすることがあります。


プロテアーゼ阻害物質やレクチンはしっかり加熱することでほぼなくすことができます。

枝豆だけでなく、黒豆・いんげん豆（さやいんげん）・えんどう豆（きぬさや・グリーンピース）・そら豆なども、生で与えずにしっかり茹でると安心して与えることができます。


枝豆！ あなたのゆで方は間違っていた（ためしてガッテン）
白インゲン豆の摂取による健康被害事例について
小川温子教授の第三者専門家としての検証が放映（TBS「白インゲン豆事件」)
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きな粉の豆知識（寺崎産業）


■枝豆の栄養成分（可食部100gあたり）

状態	カロリー	蛋白質	脂質	炭水化物		カルシ ウム	ビタミン			鉄	水分
				食物繊維	糖質		B2	C	E
ゆで	134	11.5	6.1	4.6	4.3	76	0.13	15	1.2	2.5	72.1

数字の単位　%　mg

その他の野菜の栄養成分一覧表
栄養成分の働きと注意


枝豆といえば・・・ずんだ。

対決列島第５夜で食後の一服後にミスターを襲った地獄の団子。




枝豆といえば・・・黒枝豆。

秋深まりつつある10月頃、三田や篠山あたりの国道を車で走ると

道沿いに名物「黒枝豆」を売る臨時販売所（ほとんどが個人販売）がたくさん見られる。

スーパーなどでは高価でも、地元で買えばちょっとお安く手に入ります。


黒枝豆とはいっても真っ黒な色をしているのではなく

緑の枝豆がちょっと灰色がかったような感じ。


普通の枝豆より若干大粒、しかも味が濃くて美味。

黒枝豆（Colocasia's Photo World）

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