Hamster-Santa
〜マウスポインタを写真に乗せるとハムスターがしゃべる日もあります〜

「やっぱり原虫、ジアルジア」

メトロニダゾール
(写真:駆除のお薬・メトロニダゾール

かいの軟便の原因はジアルジア(ランブル鞭毛虫)感染症でした。
糞便検査で嚢子(シスト)が見つかりました。
強い保護膜(殻)に守られたしぶといヤツです。

数が少なかったのと栄養体(小腸に吸い付いて栄養奪うヤツ)がみられなかったので
軟便程度で済んでいたようです。
(吸い付いているかもしれませんが、うんちには出てきませんでした)

駆除が遅れてシストが増えたり、うんちに栄養体が出てくると本格的な下痢状態に・・・


いつ感染したのかは不明です。

ジアルジアは不顕性感染(健康そうに見えても実は既に感染済み)が多いらしく
体調不良、ストレスによる体力低下や腸内細菌バランス崩れがあってからやっと
軟便・下痢などはっきりとした症状を見せるようです。

考えられる原因

その1
お迎え時に既に感染しており、床材変更に伴うストレスから体調不良を起こし
腸内細菌バランスが崩れジアルジアが暴れだした

その2
1週間前より大きく表面のしっとりした便が出だしたので
この頃どこかからシストを経口感染した


先生も私たちも予想した原因は前者。

怖いのは後者。
飼い主から、もしくは与えていた生野菜から感染したことになる。


やはりお迎え直後の落ち着いた頃に、健康診断兼ねて通院すべきだったな。
その時見つけていれば予防や早い対策もできたのに。

かいが感染していたのなら、ペット店で一緒のケースに居た子たちも感染していたことになる。
あの子たちは大丈夫だろうか。


ジアルジアは人間にもちゃっかり感染します。
しかもシストは乾燥に強く、水にも強い。
お散歩禁止の上、お世話の後は必ずしっかり石鹸で手洗いしないと。

せっかく体外に排出されたシストを食糞でまた体内に取り込んだら困るから
うんちは見つけたら即廃棄するようにしよう。
今まで手でとっていたが、ピンセットか割り箸を使おう。

住環境も熱湯消毒で対応していかないと。

温度変化での体力低下を防ぐために、あんか床暖を再設置。
念の為、夜間はエアコンで室温管理する。


駆除剤で軟便が治っても体内にはまだシストが残っていることもあり
完全駆除はとても難しいらしい。

糞便検査でも出てこないことがあるらしく
「糞便検査でシスト確認せず=完全駆除」とはすんなりいかないらしい。

駆除が最終目標ですが、長期戦覚悟で闘わないといけない。
駆除できても定期的な糞便検査は続けないといけないな。


さんちんお迎え時のギョウチュウによる軟便は2週間ほどで治った。
その後軟便になることはなかった。

もしお迎え時から宿していたのであれば、健康状態では何も恐れることはないのだ。


駆除剤はとても苦いらしく、投与の度にのたうち回る。

駆除後もフレンドリーでいてくれるのが心配だ。

お薬はイヤだむにゃ・・・


【ジルアジア・リンク】
ハムスターのジアルジア感染症:佐藤動物病院
人への感染と薬の飲ませ方:ハムスター郷
動物万歳!ももんがことり。(モモンガ研究室→モモンガの症状と病気)
犬・猫の腸内寄生虫:桑原動物病院
ハムスター:Administration for animals in Japan 動物新聞
ジアルジア症:メルクマニュアル
ジアルジア症:国立感染症研究所感染症情報センター


■診察料 1312円

糞便検査(直接):500円
駆除剤(メトロニダゾール):750円(7日分)

あれ?再診料が入ってない^^;

  頑張ろうハムスターブログ 
COMMENTS
おはようさんです、はむははです。
ジアルジアですか。

いつも訪問するブログのハムちゃんが
去年、ジアルジアがいたけれども
ほんとうに苦いらしいですね、薬。
そこのハムちゃんは駆虫できて、
いまは虫はいないそうです。

かいくんもがんばって駆虫しようね。
大丈夫よ、さんたままがついているから。

かいくんはさんたさんを嫌いになるようなことはないですよ。
心配する心はちゃんとかいくんに伝わるから。
| はむはは | 2006/04/26 05:41 AM |
おはようございます、落花生です。
原因は回虫だったのですか[わお]
さんたさん家に来たときのかいとくんのうんちは、
とても大きくて元気な黒いうんちくんだったので、
回虫がいたなんて想像もつきませんでした[が〜ん]
簡単に『花冷え』なんていって、ごめんなさい[焦っ]
でも、突然牙をむくなんて恐るべし回虫[ぷんぷん]
うちのハムズにもいるのだろうか・・・調べたほうがいいですね[が〜ん]
| 落花生 | 2006/04/26 09:41 AM |
■はむははさん、ばんちゃ〜[うぃんく]

これ以上ないくらいのたうち回りますよ[ぐすん]

以前まぶへTFP投与後毎に痙攣していたのにも驚いたのですが
かいの嫌がり具合にもびっくりました[が〜ん]

駆除剤はしっかり虫下ししてくれるので
体力落ちないようにさえすればちゃんと回復できると思います。

こういう時だけは記憶力弱くなってほしいわ[ゴホン]


■落花生さん、ばんちゃ〜[うぃんく]

もともと持っていたのに気づいてやれなかったのはかいに悪かったです。
ペット店からのお迎えの際はやっぱり疑ってかかるべきでした[ぐすん]

飼い主もびっくりすることを耐えてくれたり
びっくりするほどストレスに弱かったりと
ハムの飼育は奥深く難しいです[焦っ]

虫がかいのお腹の中に居ると思うと腹が立っちゃいます[ぷんぷん]
| sannta | 2006/04/26 11:50 PM |
ばんちゃー。
ジアルジアとは・・大変だ。
やっぱりショップからのお迎えは、虫がいる可能性が高いみたいですね。
みるちゃんもギョウチュウがいて苦労したし・・
他のサイトさんでも多くあるようです。
駆虫薬、とっても苦いんだよね。
・・かわいそうだけど、がんばって飲んで退治しようね。
さんたさんも嫌がるかいくんへの投薬、お辛いでしょうけど
がんばって下さいね。
| しろ | 2006/04/27 12:14 AM |
こんばんは。
かいと君、虫飼ってましたか。
ジアルジアはズーノーシスかなんかの話で聞いた事はあったんですけど…。
ハムスタにとってはうんちも大事なごはんだというのに、憎い奴らですね。
お薬がはやく効きますように。
| もとす−。 | 2006/04/27 02:33 AM |
ジアルジア・・・おそるべしですね。
もっと病状が進まないうちに発見できてよかったと思います。
投薬とか、体のためとはいえ、嫌がることをするのは
心が痛みますよね。
でもさんたさんの気持ちが通じるはず!だから、変わらずフレンドリーでいてくれますよ^^
うちもそろそろ健康診察に行くので、どきどきです(><
| pino | 2006/04/27 07:41 PM |
あぁ、ジアルジアでしたか[焦っ]

原虫に関してはお医者様の意見もさまざまですね・・・
「駆除しないといけない」とおっしゃる方も居られますし
完全駆除は無理なので良い状態を保つ方向のお医者様も
居られますし・・・
素人には解らないだけに悩みますね。

うちはトリコモナスでしたが、薬が苦く、シリンジでの投薬を
強烈に嫌がっておりましたので、ストレスで弱りそうな気がしたので
10日間で投薬をやめ、食事をペレットと少しの野菜だけにして
軟便はおさまってくれました。

原虫とは気長な付き合いになるかもしれないので、
かいと君の様子を見ながらお世話がんばって下さい。
| 里沙 | 2006/04/27 09:56 PM |
■しろさん、おはよ〜[うぃんく]

大変だわさ[が〜ん]
でも、数が少なかったのは幸いでした。

ショップはハム同士じゃなくて他のペットから感染する恐れもあるのよね。
(店員さんがちゃんと衛生管理してれば大丈夫だけど)

相当ダメみたいです[ぐすん]
投薬ストレスも考えないといけないかも。
食欲はちゃんとあるのでしっかり退治したいと思います。


■もとすー。さん、おはよ〜[うぃんく]

ちゃっかりおりましたがな[が〜ん]

よっぽど運が悪くなければ人間には感染しないらしいんですが
かいが原因で飼い主が倒れた、ってなったら、かいが不憫ですものね。
注意しなきゃいけませんです[焦っ]

苦いお薬だからすぐ効いてくれると有難いです。


■pinoさん、おはよ〜[うぃんく]

顕微鏡では見なかったんですが、見たら憎さ倍増するかも[ぷんぷん]
かいの体調が戻って元気になり、体力・免疫力復活して
腸内細菌のバランスが元通りになれば追い出せると思います。
それまでお薬頑張ってもわらにゃあ。

ぴのちゃんは元気プリプリだから大丈夫よ[拍手]


■里沙さん、おはよ〜[うぃんく]

ジル・シストがおりましたです[ゴホン]

軟便がなくなり食欲が戻る、これがまず第一目標なんですが
検査で完全に見つからなくなると判断するには
日おいて3〜5回検査を続けないとだめでしょうね。
体力奪われる真夏の前に見つかってラッキーでした。

駆除薬って相当苦いのですね[ぐすん]
整腸剤だけでなんとか通常便に戻ってくれればいいのですが
駆除薬でないと退治ができないのが頭痛いです。
投薬時のもだえ方は見ていて辛いですもの[が〜ん]

食糞でシストを体内に取り込まれないよう
うんち争奪戦頑張りつつ、完全駆除させたいと思います。
| sannta | 2006/04/28 10:51 AM |

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