「おしっこの高さで体調が分かる」

かいとはおしっこを必ず同じ場所でする。
給水器下の衣装ケースの角がおしっこ場（トイレ）になっている。

さんちん達ドワハムズは皆お尻を下げておしっこをしていたのだが
ごるでんさんはどうも一味違うらしい。

「どうだ！」と言わんばかりにお尻を上げて
まるで犬が電柱にするかのごとく豪快に用を足す。

勢いある時は逆立ち気味になる時もある。

用足し中、しっぽがむに～んと持ち上がったり
用足し後にキレイキレイするのはご愛嬌。

初春の闘病前は給水器よりも高くお尻が上がっていた。

トリコモナスになってから、どうも左足が上がらない。
だから腰の位置も低いまま用を足す。

それでもだいぶ上がるようになってくれた。
下痢のひどかった頃は腰を持ち上げる気力すらなかった。

「ハムスターがしっかり毛づくろいできているかどうか」
「毛がボサボサしていないか」
は、体調のバロメーターとして判断材料になる。

うちのかいとは
「おしっこの際、お尻が高く上がるかどうか」も判断材料になっている。

寝ぼけ眼で寝床から出てきておしっこ場に向かうと
動画の通り、何度かあっち行ったりこっち行ったり
おしっこ場を掘ったり、におったり。

「おしっこが始まります」のアナウンスとともに
衣装ケースの前に家族が集合する（２人だが）

ひと通りの儀式が行われた後

「えいさっ！」

と、お尻が持ち上がる。

「行けー！上がれー！持ち上げろー！」
との応援が始まり
その間は緊張で呼吸が止まる（ちょっと大げさ）

上がれば喝采、上がらねばため息。

そんなことが日に何度もある。
かいとのおしっこは見ていて疲れるのだ。

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