2005年11月12日
「公開日記の難しさ 9」
あれもダメ
これもダメ
じゃあ全て右ならえの同じ内容になってしまう。
サイト・ブログ運営しているメリットがさっぱりなくなってしまう。
公開日記をつけるメリットを考えてみた。
1.単に飼育記録として残したい
2.同じ境遇を共有し合いたい
3.コミュニケーションのツール
4.誰かに見ていただきたい
5.モチベーション維持しやすい
6.主張したい
7.趣味です
8.なんとなく
他にもっとあるのかな?
HPのサイト運営されている方は
4・6
の傾向が強いと思う。
公開にはそれなりの知識も時間も必要だし
手間かかるから継続には根気が要る。
そこまでして公開するにはそれなりの「ポリシー」があるはず。
ウチも動画版は「間違いを気づく・警鐘するため」と
「自分の体験がお役に立てれば」の想いで立ち上げた。
ペットサイトは趣味で公開されている場合も多い。
飼育参考サイトとしてみなされるのを敬遠される方もいらっしゃる。
しかし公開している時点で「飼育サイト」になってしまうのだ。
本人が嫌がっても訪問者はどうしても影響される。
ブログ運営されている方は
1~7のいずれかをとことん追求されていらっしゃる。
ただ柱は
3.コミュニケーションのツール
4.誰かに見ていただきたい
なのだろう。
飼育日記としてならブログ・オンライン日記はとても面倒だ。
PC内だけでのオフライン日記の方が簡単で管理しやすい。
「誰かに見て欲しい」から画像をつける。
ウチもあっちは「見て欲しい」ためにアレコレ考えて記事にする。
時には1つのエントリーに1時間もにらめっこすることもある。
単なる飼育記録ならココみたいに文字だけの方が楽だ。
ハムに限らずペットブログはほとんど画像付き日記だ。
単なる文字だけの掲示板やメールのやりとりより
実際に画像があったほうが感情移入させやすいのだろう。
「画像(写真)」を「見せる」からこそ、情報として役に立つことが多い。
飼育環境や投薬など文で表現されてもピンとこない。
写真や動画ならとても有意義な情報になる。
「画像(写真)」を「見せる」からこそ、訪問者への影響力も強い。
前に紹介した「口の中つっこみ事件」だって
長ったらしい文章より写真1枚の方がインパクトあるのだろう。
「可愛い・面白い・楽しい・和むもの」と
「飼育者として疑問符付くもの」は紙一重だ。
たとえ自己満足な飼育記録であろうがなんであろうが
不特定多数の人間が閲覧するものである限り
「飼い方の基本」を大きく逸脱した内容は控えるべきだ。
情報を発信する側は、訪問者に対する良くも悪くも影響力があることを
認識した上で日記を公開(情報発信)しなくてはならないのだと思う。
おわり