2005年11月07日

「公開日記の難しさ 6」

ペットの日記には写真がどうしても必要だ。
もし他人に見せたいがための日記ならば
文章だけのペット日記なんて興味を湧かせるのは非常に難しいからだ。

こっちは自分の飼育の備忘録としているので
とくに誰彼に見ていただきたいと思ってつけていない。
その分、あっちがギャラリー化してしまっている。

写真は影響力が強い。
動画はもっと強い。

だから画像つきの日記の方が訪問者が多いのだが
それだけ影響力も強くなってしまう。

ウチの動画をご覧になった場合

この仕草、行動がハムスターの標準

そう思われてしまっていることが多いだろう。

手乗りするが当たり前。
腹だしでご飯食べるのが当たり前。
太もも叩いたら足によじ登ってくるのが当たり前。

飼っている方で「やってみよう」と挑戦された方もいると思うし
飼ったことのない方にとっては
ハムスターとはそういう生き物なんだ、と思われてしまうだろう。

だからHPの飼育ネタ関連には厳し目の内容にしてあるのだ。

○○はダメだ
○○はとんでもない
等、飼い方を真っ向から非難・否定するものが多い。
ハムサイトにはあるまじき文章になっている。

動画でハムスターに興味を持った方が、ハムスターを飼いたくなった際

ハムスターを飼うことってこんなに大変なんだ
命預かることって大変なんだ

そう確認できるような形にしているつもりだ。
軽い気持ちでハムスターを飼っていただきたくないのが本音なのだ。

ちょっといやらしい表現になってしまうが

動画で訪問者を呼び込んで飼育のページで二の足を踏んでいただく

そうなって欲しいのだ。

ちょっと話題がずれるかもしれないが
公開する写真にも個人情報が盛り込まれていることを忘れてはならない。
ペットならまだいいかもしれなが
自分の子供の写真を公開している方にはどうしても首を傾げてしまう。

写真を公開したほうが訪問者が呼び込めるから?

子供もペットと同じなんだろうか???

日記なら写真が必要だから?

それならオフラインでも十分満足できる日記が作れるはずだ。


何より顔を公開された子供は、そのことに将来どう思うのだろうか?

育児系サイトの場合、子供だけ顔を公開して本人は公開していない場合が多い。

自分の顔は知られたくないから?

自分の個人情報を晒したくないから?

あなたの子供の情報は気にならないんですか?と伺いたい。

気にならないなら堂々と自分も公開したらよいのだ。

今時、学校のHPに生徒の写真を掲載する場合
個人情報保護の観点からぼやかしたり縮小したりしているそうだ。

ブログから個人情報を得ることができるなんて
犯罪者からしてみれば大いに喜ばしい事だろう。
勝手にどんどん情報を垂れ流してくれるのだから
あとは発信者を特定できれば済むだけだ。

私なら怖くて自分の子供の写真なんか公開できない。

続く・・・

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