2006年04月24日
「ひどい薬」
午前中に食糞魔神かいととうんちの争奪戦を繰り広げる。
唯一奪うことのできた黄土色の軟便持って通院。
診察室に入ると「ジルアジアのシスト発見」の報告が。
やっぱり虫だったな。
大事に至る前でよかった。
下痢なんか起こしたら腸重積なんかも心配しなくちゃいけないところだ。
帰宅後、駆除剤を投与する。
差し出されたシリンジに興味を示す、かい。
軽く押し出した一滴を何気に舐める。
直後
「まっずぅうううう~~~~~」
とは言わなかったが、明らかに表情が物語っていた。
保定の上での投与には悪戦苦闘。
口元にシリンジを差し出すと
両手でしっかり握り、口の中に入れさせまいと反攻。
しかもかなり力強い。
なんとか投薬に成功すると
かいが口の中にたまった薬をあちこちに押し付け始める。
住居に戻しても数分間のたうち回る。
そんなに苦いのか。
夜の投与にはビタシロップを混ぜてみた。
これが逆効果。
甘いからいけるか、と思いきや徹底抗戦の構え。
しかもビタシロップ分だけ量が増えたので投薬にも一苦労。
投薬後はまた数分間のたうち回られてしまった。
これは何に混ぜてもダメだろう。
投薬後、あんなに好きだったビタシロップに興味示さなくなった姿を考えると
混ぜたものには口を使ってくれなくなる恐れがある。
『薬だけを口の中、のど奥にシリンジ突っ込み素早く投与』
この作戦でいくしかない。
かいと体重【147】g