「ワールドトレードセンター(試写)」
2006.09.13
2001年9/11に起こった実話を元にした映画です。
お涙頂戴のものでもないし、ストーリーに起伏のあるものでもなく
映画というよりドキュメンタリー色の強いドラマに近く
実際の出来事を淡々と映像化してあります。
内容がシンプルなだけに色々考えさせられながら見続けました。
主人公の二人は多くの偶然と多くの人々の力によって助かったけど
瓦礫の中で力尽きた人がどれほどいたのだろうかと。
病院や現場に駆けつけたものの
行方知れずの家族に会えなかった人がどれほどいたのだろうかと。
アメリカでは映画化されるほど特別な出来事なのだけど
映画の内容と似た出来事が日常的な世界もあるのが現実なのだと。
平穏な暮らしが突然壊される人々がいて
自らの命を懸けて救助に携わる人々がいて。
決してこの同時多発テロだけが特別ではないのだと。
「普通に生きたい」というささやかな願いすら
踏みにじられることが今現在も世界のどこかで起きている。
崩れた瓦礫の中で足を潰され身動きできず
ただ救助を待つだけの警官が叫んだ言葉。
「なんでこんなことになったんだ」
あの場にいた多くの人々
今現在も同じような境遇にある人々
皆同じように叫びたいのだと思う。
どんな戦争であれ、どんなテロであれ、絶対に正当化されるべきでない。
自らの、国の私利私欲のために簡単に人を殺す動物。
自らの命を懸けて他人に助力する動物。
どっちが本物の人間なんだろ。
ワールド・トレード・センター
主人公の警官ご本人によると、映画の内容の95%は事実らしい。
多少とはいえ脚色された映画より
真実そのままの方がどれだけ愚かで悲惨で苦しいものだったか思い知らされる。
September 11, 2001[約30分]
(崩れるワールド・トレード・センターが間近で撮影されたもの)
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