「下痢の原因、トリコモナス大量発生」

2006.05.13
●トリコモナスはもともとハムスターの体内にいてもおかしくない原虫
 (いたとしても悪さしなければ症状に出ない)
●ストレスや体調不良から数が増え、軟便や下痢の症状を出す
●完全駆除はほぼ無理で、便の状態が通常に戻れば好しと判断する
●駆除できても再発の可能性はとても高く、定期的な検便検査は必要
●寄生虫下痢を発症させたメスは、絶対に繁殖させてはならない
 (ほぼ100%、生まれた子供達も寄生虫下痢を発症します)

今回のかいとの場合。

ジアルジア、トリコモナスともにペット店で既に感染していた。
床材変更による環境変化からのストレスよりジアルジア発症。
駆除剤で一旦ジアルジアが駆除された(可能性が高い)あと
体調の戻らないうちにトリコモナスが大量繁殖した。

ジアルジアとトリコモナスがいても保たれていた腸内細菌のバランスが
ジアルジア駆除によりバランスが崩れ、ここぞとばかりにトリコモナスが頑張った。

頑張らんでいいのに・・・

トリコモナスにも色々あるらしく、種類特定するために検査機関で調べてもらう事になりました。

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ジアルジア駆除に投与続けていたメトロニダゾールもトリコモナス駆除できるお薬なのですが、大量繁殖しているためチニダゾールも合わせて投与することになりました。

当分の間投与続けて効果がない場合、さらにお薬を強くしないといけなくなる。
お薬を強くすると良い腸内細菌も殺されてしまって、さらに細菌バランスが崩れ
下痢は全く改善されないまま最悪腸重積を引き起こす恐れもある。

なにより1日2回の投与によるストレスも心配。
投与後に毎回数分間のたうち回るほどストレスかかっている。

メトロニダゾールはかなり苦い。
苦いから他の食材に混ぜてもさっぱり口を使わない。
だから保定してシリンジをのど奥に突っ込んで強制投与している。

口の中に残ると床などに舌や口の中をこすり付け、吐き出して適正量投与できない。

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