「下痢の原因、トリコモナス大量発生」

2006.05.13
ここ数日のうんち傾向
深夜〜朝 巣材に下痢便が多少残る
--投薬--
朝〜昼 数時間おきに下痢便を出す
昼〜夕方 かなり頻繁に下痢便を出す
夕方〜夜 あまり便を出さない
--投薬--
夜〜深夜 軟便を立て続けに20〜30個出す 出しすぎると水便になってくる

今日は約15分おきに下痢便を出し続けました。
寝ている時、勝手にお尻から流れ出てくるような感じ。
かい自身は下痢便出したこと覚えていないんじゃなかろうか?

下痢便をラップで包み、常温保管すること2時間。
午後診療開始とともに病院へ駆け込む。

便を渡して数分後

「トリコモナス、しかもかなり大量」との結果報告。

先生に呼ばれて顕微鏡を覗き込むと、透明な丸いものが無数に見える。

「シストにしてはでかいよなぁ」と思ってよく見ると
丸いものの中にうにょうにょ動いているものがある。

ぱっと見で100個以上はありそう。

「丸いの全部トリコモナスです」のひと言に目が点になる・・・

寄生虫・顕微鏡 動画コーナー(VET)の画像・動画よりたくさんありました。


トリコモナス

【原因】
5種以上のトリコモナス類が知られているが、 Tritrichomonas murisあるいはPentatrichomonas hominisなどが通常にみられる。トリコモナス類にはシストがなく、栄養型虫体は洋梨状で、前端は丸く、体前部に1つの核があり、数本の前鞭毛および1本の後鞭毛が生毛体から生じる。小腸下部、大腸寄生である。
一般的にはトリコモナスは真の病原性は明らかではない。
【症状】
不顕性感染の症例が多い。軽症例では軟便、体重減少等である。重症例では下痢、食欲不振、痩削、被毛粗剛などを呈する。慢性化した症例では間欠的な軟便、下痢がみられる
【診断】
トリコモナスは糞便検査による栄養体を検出する。
【治療】
メトロニダゾールなどの抗原虫剤の投与を行う。重症例では支持療法として整腸剤も投与する。しかし、臨床的には薬剤に耐性をもつトリコモナスも多いと推測される一方で、再感染の有無も検討しなければならない。
-VEIN-


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