「やっぱり原虫、ジアルジア」

2006.04.25
糞便検査で嚢子(シスト)が見つかりました。
強い保護膜(殻)に守られたしぶといヤツです。

数が少なかったのと栄養体(小腸に吸い付いて栄養奪うヤツ)がみられなかったので
軟便程度で済んでいたようです。
(吸い付いているかもしれませんが、うんちには出てきませんでした)

駆除が遅れてシストが増えたり、うんちに栄養体が出てくると本格的な下痢状態に・・・


いつ感染したのかは不明です。

ジアルジアは不顕性感染(健康そうに見えても実は既に感染済み)が多いらしく
体調不良、ストレスによる体力低下や腸内細菌バランス崩れがあってからやっと
軟便・下痢などはっきりとした症状を見せるようです。

考えられる原因

その1
お迎え時に既に感染しており、床材変更に伴うストレスから体調不良を起こし
腸内細菌バランスが崩れジアルジアが暴れだした

その2
1週間前より大きく表面のしっとりした便が出だしたので
この頃どこかからシストを経口感染した


先生も私たちも予想した原因は前者。

怖いのは後者。
飼い主から、もしくは与えていた生野菜から感染したことになる。


やはりお迎え直後の落ち着いた頃に、健康診断兼ねて通院すべきだったな。
その時見つけていれば予防や早い対策もできたのに。

かいが感染していたのなら、ペット店で一緒のケースに居た子たちも感染していたことになる。
あの子たちは大丈夫だろうか。


ジアルジアは人間にもちゃっかり感染します。
しかもシストは乾燥に強く、水にも強い。
お散歩禁止の上、お世話の後は必ずしっかり石鹸で手洗いしないと。

せっかく体外に排出されたシストを食糞でまた体内に取り込んだら困るから
うんちは見つけたら即廃棄するようにしよう。
今まで手でとっていたが、ピンセットか割り箸を使おう。

住環境も熱湯消毒で対応していかないと。

温度変化での体力低下を防ぐために、あんか床暖を再設置。
念の為、夜間はエアコンで室温管理する。


駆除剤で軟便が治っても体内にはまだシストが残っていることもあり
完全駆除はとても難しいらしい。

糞便検査でも出てこないことがあるらしく

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