「ちまの兄妹」

2005.11.01
今朝ちまの兄妹、こべにんが旅立った。

まだ生後半年の若さだった。

生後まもなくちまと同じく1型糖尿病と診断され、ともに闘ってきた。


完治する望みは無い。

ハムスターの糖尿病は症例が少なく、病院の先生でも分からないことが多い。

いつ合併症で急変するかわからない。


不利な闘病生活の中で、なにか救いはないかと元親さまは頑張られてこられた。

血糖値を少しでも上げないようにするため、加糖されたハム用のおやつはもちろん

果物やひま種・かぼ種など食べさせたいものも食べさせることはできない。

毎日毎日投薬の日々が続き、尿検査の度に試行錯誤を繰り返されてきた。

元親さまもこべにんも我慢して我慢して頑張ってこられた。

どれだけ真摯に、懸命に努力されてこられたか

同じ病気と闘っているものにとって痛いほど分かります。

何度も何度もお力添えいただきました。

それだけに半年とは短すぎる時間でした。



元親さまは、くしくも前日に2つの命を看取ったばかりでした。

たった2日で3つの命を見送る悲しみ、苦しみは

どれほど深いものか計り知れません。

ただただ、深い哀悼の念を捧げることしかできません。


元親さまから預かった大事な大事なちまの命。

こべにんの分まで長く長く一緒に居れるようお世話頑張ります。


兄妹の中でひときわ体が小さくても

一番負けん気の強い、元気な女の子でした。

望まれて与えられ、育まれた小さな命。

この世に生まれてきてくれてありがとね。

小紅のご冥福、心よりお祈り申し上げます。

image[兄妹]
こべにん[真ん中] ちま[こべにんの右隣](元親さまからお借りした写真)


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